自分が生まれた時は、自分で喜びを感じることができないが、
成長するにつれて、誕生したことが本当に大きい喜びだと感じる。
人生を生きていくと、家で飼っているペットが子供を産んだり、
育てている植物が実を結んだり、自分の子供が生まれたりすると、
自分が誕生したことの喜びを一層感じるようになる。
時に苦しいこと、難しいこと、つらいことにぶつかるときには
生まれた来たことを喜べないときがあるとしても、
それを乗り越えてみたら、やはりこの世に生を受けて良かったと思う。
人生は考え方次第、作り方次第と言うが、まさにそうだ。
困難も苦痛も自分をより良く作っていくものだからだ。
そのように生きれるのは
神様が人間を創造なさり、キリストが神の愛を教えてくださったからだ。
聖書に書いてある通り、神様の愛を教え、人生の生きる目的を教えてくださった。
人間が両親の愛の下で産まれるように、神様の愛の下で人間は生まれたから、
続けてその愛の中で生きてこそ、誕生した喜びを忘れずに、もっと大きな喜びを得て生きて行く。
私はそのように生きて来た。
だから、年を重ねて生きるから、肉体は老いて行くが、
誕生した喜びはもっと増していくのだと思う。
ICHI担任牧師