今年は「祈りの夏」に

少し前になりますが、三男が突発性発疹にかかりました。

突発性発疹というのは、乳幼児期にかかることが多い病気だそうで、長男、次男もかかりましたが、今回の三男はかなり大変でした。

この病気の症状として突然高熱が出るのですが、どんどん熱くなって41度まで上がり、抱いているこちらが汗が出るくらいでした。私自身はもちろん、家族を含めて41度は初体験、さすがにほんとに心配しました。

いろんな可能性があるということで病院に何回か行ったんですが、数日経って突発性発疹であるということがわかりましたが、それまでは変な病気になったんじゃないかと本当に心配でした。

おでこや首筋に冷たいものを当てましたが、それも嫌がるのでなかなか下がらず、脳炎にならないかなど、続けて心配は尽きませんでしたね。

熱が下がった後は、発疹が全身に出て機嫌が悪くなるケースが多いそうなんですが、教科書通りの状態で、全身にものすごい発疹。

そして機嫌が最悪でした。三男はいつもニコニコ、本当に穏やかな性格なんですが、180度変わったかのように、何をしてもイヤイヤで、暴れまくりました。抱っこから降ろすと必ず暴れるので、その週はずっと嫁と交代で抱っこでしたが、足腰崩壊寸前でした(^^;;

突発性発疹の対処方法として「治るまで耐えるしかない」という状況で、もちろん1番頑張ったのは三男ですが、 1週間、家族全員に影響が出る、なかなかハードな闘いでした。

余談ですが、この時期何をやっても泣きじゃくって、笑わなかった三男。唯一笑ったのが、「ピコ太郎」の手洗い動画でした笑。

このときは、ピコ太郎が神様、イエス様の顔と重なって見えました。ピコ太郎、手洗い動画を作ってくれてありがとう〜!神様、ピコ太郎に作ろうという思いを与えて下さって感謝します〜!

三男の突発性発疹のことを通して、いかに健康なことが恵まれたことなのか、幸せなことなのかを痛感しました。

熱にうなされる子供を抱きながら、何はなくても無事であってほしいと何度も祈りました。

日本、世界に目を向けてみると…

今も痛みや病気と闘って、苦しんでいる方が多くいらっしゃいます。

コロナウイルスの問題、洪水や豪雨被害の問題など、私達の身近なところで多くの問題が起こっています。

ご本人の痛みもそうですし、家族や関係者方々の痛みも合わせると、今は日本、世界が一緒に痛みを抱えているときです。

本来ならもう少しでオリンピックが開幕する時期だったと思いますが、今年の夏は予想もしなかった問題と戦わざるを得なくなりました。

1人でも多くの尊い命が守られ、困って苦しんでいる人々に平安な日々が早く訪れることを願ってやみません。

少し前、サラリーマン生活を忙しくしながらも、教会で生き生きと活動する仲間がこんな話をしてくれました。

「毎日、時間が空いたら『なんかしなきゃ』と思っていたんですよね。そんなとき、『祈りも大きな仕事だ』という言葉を思い出したんです。お祈りを熱心にしてみたら、心と胸が熱くなり、行動する時にもっと力が湧いてきました。」

バタバタと慌ただしくしていたときだったので、とても感動を受けました。

『祈りは、仕事だ。

私達が心を込めて、神様に祈れば、「神様が」動いて下さる。

私達が直接動いてもアリのようだが、神様が動かれたらゾウのようだ。

だから、忙しくアリのようにただ動く前に、まず「祈りの仕事」をしよう。

祈りというのは、神様を動かすことだ。』

私はこんなことを、教会で学びました。

コロナウイルスの問題のため、世界の平和のため、人々の命が守られるため、私は何が出来るだろうか?そう思われる方もいるかも知れません。

体は1つしかありませんから、助けに行きたくても今すぐ飛んでいけない事情もあるでしょう。

でも、祈りは、自分の場所で出来るのです。

小さな祈りかもしれませんが、その祈りが大きな力となることを信じます。

皆で一緒に、「祈る夏に」していきましょう。

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