2019.12.1
「Kids応援プロジェクト」第2弾!秋冬の自然水彩画教室

今回のプログラムでは、自然科学専攻で水彩画講師というキャリアで活躍されているかい先生と、2名の美大卒の先生をお迎えして「秋冬の自然水彩画教室」を開催しました!
〈プログラム1:葉っぱクイズ~樹種解説〉
まずは楽しいクイズからスタート!テーブルに置かれた色んな葉っぱ。何が違うのかを話し合いながら分類していき、全部で何種類あるか?というお題を、みんなで考えました。

〈プログラム2:カエデの描き方(モチーフの軸の取り方)〉
軸を決めることで、モチーフの形をきれいにとる方法について教えてくださいました。軸がしっかりしていてこそ、きれいな形になる、深いなあと思いながら筆者も聞いていました(笑)

〈プログラム3:水に委ねる着彩〉
普通の紙と、魔法をかけた紙(水をたっぷりつけておいた紙)のそれぞれに絵の具を落としてみて、どのように色が広がるのかを説明してくださいました。また白いクレヨンや塩を使った他の魔法も見せてくれて、子供も大人も盛り上がりました^^

〈プログラム4:制作タイム!〉
説明も終わり、さまざまな葉っぱをモチーフに早速制作開始!

最後はみんなが作った絵を額にいれて記念写真タイム!
あっという間の1時間半。最後まで楽しい時間になりました。家に帰って早速お母さんにも紅葉の描き方をレクチャーした子もいたそうです(笑)

〈かい先生からのメッセージ〉
まず、さすが子供たちは感性、反応が素敵だなと思いました! 個性や才能を楽しく伸ばしていけますように^^
私自身、小学校の頃に水彩の使い方を知りたいと思っていたので(もし知っていたら美大に行っていたかも笑)、今回このように小学生たちに水彩を教えることができて、また元教師の親御さんたちからも褒めてもらえたりして、とてもやりがいを感じることができました(#^^#)
小さい頃、私は祖母や母から草木の名前を教えてもらいました。家の壁には落書きOKの大きい模造紙が貼ってあったり、描いたものは飾ってくれたり、絵皿にしてくれたり、思い返すと本当に感謝なことだったと思います。やはり子供への親の助けが大きいですね。今回、一つの助けになれて光栄でした。
子供たちを見ていて、水彩画が合っている子もいれば、この子の個性は油絵、あの子はデザインに合っているかなというのもありました。美術の中でもさまざまな種類に触れさせてあげたいですね。
ぜひまたのオファーをお待ちしております♪
〈まとめ〉
「お互いの違いを分かってこそ、友達同士も近くなれるように、木も違いが分かったときに近く感じる」というメッセージから始まり、今回「子供たちが自然をより親しく感じられるようになること」を一つの大事なテーマとして、プログラムを進めてくださいました。
芸術家や音楽家には自然の中で育った人物が多くいますが、子供たちが神様が創られた自然にたくさん感動しながら芸術を楽しめるように、続けてさまざまなプログラムに取り組んでいきたいなと思います。
次回もお楽しみに^^