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天運教会-ヘブンズフォーチュンチャーチ

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2020.8.26

我が家のルールから考える、あるべき社会のルール

複数の人たちが一緒にものごとを進めるとき、1つになって進んでいくことは簡単ではありません。

会社や組織もそうですが、我が家も主張が強い5人がおり、意見をまとめるのはなかなか大変です。先日夏休みを頂きましたが、「何をするのか」「どこに行くか」も非常に難しい調整でした(笑)。決定方法は幾つかありますが、大きく分けて3つです。

①話し合いの結果、円満に決定

②多数決

③1番相応しい意見を採用

この3つのうち、①で決めたいところですが、ほぼ③になります。

いずれにせよ「最終決定権」というものは誰かが持つことになり、我が家であれば私であり、妻が担当します。しかし全員が必ず主張するのが我が家ルールです。主張することにより、偏った決定にならず最終決定の精度も上がるため、大切なルールになると思っています。

<我が家ルール> 

【全員】

そもそも大前提として感謝する(出掛けられること、食べられること、家族がいることetc)

【最終判断をする人】

・全員が安全に楽しく過ごせる判断をする

・成長と学びの場になるための判断をする

・持続可能な予算と時間管理(翌日以降も含めて)

【参加する全員】

・自分の意見を必ず主張するが、最終判断は信じ、決まったことに協力する

・文句や否定的なことを言わない

・嫌な過去は、現在と未来で取り戻す努力をする

最終判断をする人も、一緒に参加する人も、ストレスゼロというのはあり得ません。だからこそ、自分の感情だけを主張せず、ルールを中心に協力をする必要があります。我が家では上のルールきちんと守れば、だいたい後で振り返って「とても良かった」となります。

我が家1つをとっても難しいですが、大きな人数の組織は更に難しいですし、社会や国の運営はもっともっと難しいことです。

私は、複数の人が一緒にものごとを進めていく大前提として、「人と違う」ということを「良い」と皆が認識することが重要だと思います。「違うことを感じる」人がいるからこそ、自分が思ってもいなかった感動や学びの機会があるからです。

違いは大切なんですが、一方でそれぞれがバラバラに主張してはまとまらず進めませんので、1つになるためのテーマ、「共通の目的や意思」が必要です。

家族、会社と言った単位ですと目的を設定しやすいですが、「国家」「世界」となると、テーマの設定がとても難しいものだと思います。「経済成長」「平和と安全の維持」「少子高齢化対策」など、さまざまなことを主張する人が多くいますが、これからの社会でみんなが持つべき共通の意識、本当に大事なこととは一体何なのでしょうか。

毎年8月になると、戦争を振り返る番組がテレビでも多くなりますが、先日NHKの渡辺恒雄氏のインタビューを中心に構成された「戦争と政治」を題材にした番組を見て、深く考えさせられました。

「政治というのは、国にとって大切な、大きなテーマを議論しながら進めていかなければならない。これまでは戦争というテーマがあった(二度とあの悲惨な戦争を繰り返してはならないという意)が、これから何をテーマにして日本は進んでいくのだろうか」という主旨のメッセージがありました。

教育、福祉、経済、外交、法律…さまざまな課題がある中で、日本という国は戦争の記憶が鮮明だったからこそ、「2度とあの悲劇を繰り返さない」というテーマのもとに、共通認識を持って国を作ってきた75年だったとも言えるかもしれません。

ほとんどが戦争を知らない世代となり、戦争の記憶が日本から薄れていくことは避けられません。「平和」が当たり前の時代になりつつある日本ですが、世界に目を向けると「自由」「平和」といったものが失われようとしている国や地域が多くあります。

新型コロナウイルスの問題によって、改めて今は世界の遠い場所で起こった出来事が、ものすごい速度で私達の生活にも影響を及ぼすということを思い知るようになりました。

私達は、日本という国だけにとどまらず、世界がこれからどうなっていくべきかを一緒に考えていかなければならない時に来ていると思います。

私は師である牧師先生から「自分のことだけを考えて、民族や世界のことは自分には関係ないと思ってはいけない。民族が豊かであってこそ、個人も豊かに生きられる。民族のため、国のため、世界のために生き、祈らないといけない」と学びました。

国がオリンピックを開催すると決まったら、新しい建物が建ち、雇用が生まれ、新しいビジネスが生まれます。

国が不況に苦しむ時は、仕事も少なく、社会に不安が漂い、時には犯罪が増えたりもします。

国が戦争をしている時は、スポーツ大会は開催できず、オシャレもできず、家族への手紙ですら検閲されました。

世界で深刻なウイルスの感染が拡大すると、残念ながら亡くなる方も多く、自由な移動や旅行もできず、仕事を失う人も多くいます。

私達は、国や世界とつながって生きています。だから、国のため、世界のために考え、行動しなければなりません。「戦争」という記憶が薄れつつある日本で、国のため、世界のため、これから私達は何をテーマにして進んでいくべきでしょうか。

様々ありますが、あえて今挙げるならば、私は「与えられた生命を大切にすること」だと思います。

他者の違いを「良い」ものと認めつつ、新たな共通認識をもって1つになって進んでいくターニングポイント、歴史的な2020年だと思います。

個人が成長して家庭やコミュニティを持ち、家庭や小さなコミュニティが集まれば地域社会を形成し、地域社会が拡大して民族を成し、民族が集まって国家ができ、国家が集まって世界が存在します。

まずは身近な個人、コミュニティ、家庭から、世界のために、志を持って小さくても始めてみることが第一歩だと思います。我が家のルールが正しいとは全く思っていませんし、決して全てをそのとおりには進められてはいないのですが、ちょっとだけ世界バージョンに変えてみて、理想だけは掲げてみたいと思います。

<これからの社会で守るべきルール>

【全員】

そもそも大前提として感謝する(生きられること、一緒に生きる人がいることetc)

【最終判断をする人】

・みんなが安全に楽しく過ごすための判断をする

・みんなの成長と学びの場をつくる

・持続可能な予算と時間管理(自分たちの一生以降も含めて)

【参加する全員】

・自分の意見を持ち行動するが、責任者の最終判断は信じ、決まったことに協力する

・文句や否定的なこと、誹謗中傷を言わない

・嫌な過去は、現在と未来で取り戻す努力をする

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